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Longest Bench

 「つながるベンチの会」会長より緊急召集がかかりました。
 「ツナガルベンチ」はベンチを持ち寄って繋げようという企画ですが、同時にそれをより盛上げる為に、英ギネスブックに長くつなげるベンチとして挑戦はできないかという模索もしていました。
 順を追って段取りを進め、ギネスブックと連絡をとってくれる団体も見つけ、そこに企画趣旨を説明して、待つこと数日、、そのギネスブックとの仲介をしてくれるところから連絡が来ました。

 先ずは、現在の記録保持物.
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 これはスイスで記録されたベンチです、実にいい雰囲気、材は松でしょうか、背もたれのシャレを思わせるディティールも効いています。写真をもう一度撮ったので画像の悪さはご容赦を。


 そして、ギネスブックに挑戦する「longest bench」としての定義。
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 この定義の、2.と、4.が問題なのですね、、、。ご存知のように我々のベンチには背もたれがありません、そしてイベントで組み立てても翌日にはバラして皆で持ち帰ってしまいます。
 つまり、「背もたれが無い」、「最低30日は静置できない」ベンチはギネスブックの「最も長いベンチ」には挑戦できない、ということなのです。 

 今日の緊急会議では、それならばどうしようか、という議論をしたのですが、事務方からは「背もたれを付けて、30日についてはそれなりの対応で、、」という意見が出ました。我々も何か方法は無いものか、色々と意見を出しました。 そして議論半ば、会長が一言、
「この記録は大変素晴らしいと思う、環境も材料も、ここへ行けば自分も喜んで座り、この記録を作ったひとを褒め讃えるだろう。 が、しかし、俺たちはこういうベンチを作りたい、繋げたいわけでは無い、この記録を定義に従って追い越すということには意味を感じることは出来ない。我々はみんなでつなげたいのだから。それならば、もう一度、我々のベンチが本当に挑戦できないものかどうかを、しっかりとギネスブックもしくは仲介してくれるひとと協議して、説明をしてみたらどうだろう。」  僕もこの意見には即座に賛成、他の会員も同様でした。
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 こういった、「木」を使った企画には、我々は今まで、何となく忸怩たる思いがあったのです。
 それは、「間伐材の有効利用」だとか、「地域の活性」という名目のもと、所謂「環境整備」、「ランドスケープの構築」といった事業には、その場限りのモノ作りや、公共事業的な、仕事を作る、といった感じの、木材業者や木工業者、建築大工ではなく土建業者などが行う「木の仕事」がたくさん見受けられていたからです。直接例を挙げてはいけないのですが、僕らの地域での事業に「モクモク大作戦」といったような名前の事業がありました。国道脇のコンクリートブロック造の傾斜法面に間伐材の丸太を取付け木壁を作り温暖化対策や景観美化に役立てるといった主旨であったように記憶していますが、その意図が的確に機能し恩恵があったかは残念ながら、無かったと言うべきでしょう。失敗は仕方ありませんが、それを繰り返すことは無意味です。
 僕は正直に言うと、先のスイスでのギネスブック記録の写真を見た時、我々がこれを、この地で、この定義で行うならば、第二の「モクモク大作戦」になり兼ねないという不安にかられました、多分、他の会員も少なからず同じ気持ちだったと思います。

 さて、そんなことを議論しながらベンチをつなげる企画は進んで行きます。
 どうか、これをごらんの皆さんにも御意見をお寄せ頂きたいと思います。
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by TSUNAGARUBENCHI | 2012-11-13 16:10 | 企画
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